ディズニーシー雑学・都市伝説完全ガイド

ディズニーシーに関する雑学や都市伝説をいろいろ集めてみました。

東京ディズニーシーのグランドオープンが9月4日の理由

2001年9月4日にグランドオープンした東京ディズニーシー。
なぜ9月4日なのでしょうか。9月1日にすればキリもよく、しかも曜日も土曜日でした。

実は、開園日が9月4日となったこと、これにはとても深い理由があるのです。


オリエンタルランド社の故高橋政知会長をご存知でしょうか。
恐らく初めて聞いたという人が大半でしょう。
一言で言うと、東京ディズニーランドの開園を実現した人物。
この人がいなければ、日本にディズニーランドは誕生していませんでした。

高橋会長は当時、浦安沖を埋め立てる為に漁業の関係者と粘り強く交渉したり、アメリカのディズニー社と交渉したりと東京ディズニーランドの実現に向けて尽力しました。
大きな困難に何度も直面しましたが、決して諦めることなくディズニーランドの開園を実現したのです。


東京ディズニーシーも、高橋会長なくして実現しなかったかもしれません。
高橋会長は当時、海をテーマにしたテーマパークのオープンを強く熱望し、アメリカの首脳陣を説得しました。
アメリカ側も高橋会長の熱意に押され、ついに東京ディズニーシーが実現へと動き出したわけです。
しかしながら運命は残酷なもので、高橋会長は東京ディズニーシーの完成間近、この世を去ってしまいました。
そんな高橋会長の事を想い、東京ディズニーシーのオープンは高橋会長の誕生日である9月4日となったわけです。

今日のディズニーリゾートは高橋会長なくしては存在していませんでした。
そんな会長を想いながらの開園。
とても心を打たれるような話ですね。