風の谷のナウシカ雑学・名言完全ガイド

スタジオジブリの名作、風の谷のナウシカの雑学・名言集です。

ストーリーの内容-事の始まり

さて、いきなり物語の核心部分です。土鬼の聖都シュワに到着したナウシカは、そこで世界の真実、この世界を動かしているカラクリを知る事になります。
その真相はと言うと、「火の七日間」で世界を焼き尽くした「巨神兵」はもちろんの事、この作品の象徴とも言える「王蟲」を初めとする巨大な昆虫群も、そして人類を苦しめ続ける 「腐海」までも、実は人間が作り出した物だったという事です。

一体なぜそんな物騒な物を、わざわざ人為的に作り出したのでしょうか?


ナウシカ達が誕生する遥か前の時代。今の我々からすると先の時代という事になるでしょう。
人類の文明はセラミック文明に到達し、更なる繁栄の時代を迎えていました。

しかし現代の状況を見ても分かる通り、人類は文明の発達と共に地球を破壊し続けてきました。
間違いなくこれから先もそうなるでしょう。また、人類は同じ人類同士でも激しく争い、互いに傷付け合うと共に、その過程でもまた地球の環境を破壊しています。

それがセラミック文明の時代に入って、行き着く所まで行ったのでしょう。一部の人達は、このままでは人類も地球も滅びてしまうと悟り、一つの遠大なプロジェクトを実行に移します。
それは現在の文明を徹底的に破壊し尽し、その後に地球環境を元に戻して、また一からやり直しましょうという、言わばフレッシュスタート方式です。
このプロジェクトを成功させるために3つの段階が用意されました。次へ。