海水浴・プールに潜む危険

クラゲに刺された時の応急処置・対処法②

《クラゲ刺されの症状》
主な症状は、刺されたところがひどくはれる、頭痛、吐き気、呼吸困難などですが、ひどいときはショック状態に陥ることがあります。
*刺したクラゲによって毒の組性、毒の強さが異なるので症状は違ってくきます。また人によって症状も異なります。
《応急処置》
刺されたときに死んでしまう原因の中に、『ショック状態・パニック状態に陥りおぼれ死ぬ』というものありますので、刺されたり、刺された人がいたらまず岸に上げることが、大切です。


・酢を使った方法
①刺されたらすぐ2~3リットルの食酢をかける。(酢がない場合は、アルコール、ビールなどを使う)
②5%の酢をかけると脱水してしまい、発射を免れるので、素手でもいいから触手をとる。
③痛むときは冷やしながら病院へ行く。

・温熱湿布法
①ピンセットか手袋をはめた手で触手を取る。
②暖めたタオルか、タオルにお湯をかけて軽く絞り、患部に当てることを 繰り返す。2~3分で楽になり、5分ほど続ければOK!!

クラゲの毒は主成分がタンパク質を溶かすタンパク性毒で、タンパク性毒は40度以上で活性を失うようです。
この処置方法で悪化するクラゲの種類もなく、かんたんで早く痛みが引きます。


《 抗ヒスタミン剤 または副腎皮質ホルモン軟膏を塗る》
クラゲに刺された部分は、ヒスタミン様物質が形成されるのでそれを分解する抗ヒスタミン剤か副腎皮質ホルモン等の軟膏を塗ります。
*アレルギー体質の方はご注意ください。


《オススメの薬》
ムヒアルファEX 大体1000円くらいです。痛み赤みがすぐひきます。
*全ての方法は刺されてから三時間以内にやるとをオススメします。情報には間違いがないよう気をつけていますが、毒や医療の専門家ではありませんので、酷い場は病院へ行きましょう。


《危険な症状》
クラゲに刺されると、アナフィラキシーショックとよばれる重いアレルギー反応を引き起こすことがあります。
刺されてから数分以内に赤い斑点が生じ、脈が激しくなり、まぶたがむくむ、顔や首が腫れる、息がゼイゼイするといった症状が現れ、呼吸困難のを起こします。
命に関わる状態ですので、すぐに救急車を呼び、安静にして到着を待ちましょう。