正しい立ち方で骨盤ダイエット
骨盤はいろいろな原因によってゆがみますが、その要因のひとつに悪姿勢があります。
特に利き足に体重をかけて立つ悪姿勢を日常的に繰り返していると、骨盤の片側に余計な負担が生じ、ゆがみやずれの原因となります。
そのため、普段から立ち方に気をつけ、正しい姿勢を維持するよう心がけていれば、骨盤のゆがみを予防できるのはもちろん、すでにゆがんでしまった骨盤を矯正することも可能です。
骨盤ダイエットと言うと、面倒なエクササイズやストレッチを繰り返すイメージがありますが、実際は立ち方ひとつを変えるだけで効果がありますので、意識して生活するよう努めましょう。
骨盤ダイエットに効果のある立ち方の基本は、まず背筋をまっすぐ伸ばすことです。
猫背になっていると、背中の筋肉が緊張する反面、おなか側の筋肉がゆるみ、ぽっこりお腹の原因となります。
背筋はまっすぐに伸ばしたまま、あごを軽く引き、視線を若干上向きにしましょう。
足は両足ともそろえ、下腹を引っ込め、おしりに力を入れてきゅっと引きしめます。
この姿勢を毎日数分間キープすれば、自然に骨盤が矯正され、美しい立ち姿を維持することができます。
骨盤がすでにゆがんでしまっている場合、上記の姿勢をキープするのはかなり困難ですが、繰り返すことで負担がなくなり、つらさも解消されます。
最初は正しい姿勢を確認するため、姿見などでポーズを確認し、頭からつま先までまっすぐ立てているかどうかチェックしてみるとよいでしょう。