猫(ねこ)の雑学・トリビア・豆知識

猫のあいさつのしぐさって?

仲間同士の猫が出会ったときは、鼻と鼻をあわせてニオイを嗅ぎあってあいさつをします。
誰なのか確かめるため、あまり体を接近しすぎないように頭と首を出来るだけ伸ばして、鼻を近づけ、ニオイを嗅ぎあい口周辺も嗅いで納得すると、お互い首から脇腹へと移動して体のニオイを嗅ぎあいます。
飼い主にも同様に鼻と鼻をくっつけてきて口の周辺もクンクンとニオイを嗅いできます。


鼻のあいさつが進めば肛門のニオイを嗅ごうとします。でもお互いに自分のニオイは嗅がれたくないので、様子を見ながらグルグル回り、その間に優劣が決まり、一方(劣位の猫)がシッポをあげて肛門のニオイを嗅がせて、あいさつは終わります。
飼い主にもお尻を向けることあり、これは飼い主としてはちょっと遠慮したいあいさつです。
初対面の場合、相手を探ろうとして緊張状態なので、ちょっとした行動からケンカになることもあります。
また、ニオイをかいだ後に、パカッと口をあけてホゲーとした顔をしてることがあります。
オス猫がメス猫のニオイを嗅いだ時に多いようですが、すごく臭かったからではなくフレーメン反応と呼ばれるフェロモンやマタタビなどのニオイを吸い込んだ時に起きる反応です。