猫(ねこ)の雑学・トリビア・豆知識

野良猫にお困りの方へ

猫は、テリトリー(縄張り)があり、そこに自分のニオイをつける習性があります。
以前、うちの庭にも野良猫がきて、糞をして困ってました。
メス猫を飼っていると発情期にはオス猫がきます。(避妊済みのメス猫がいても)

猫には学習能力があり2~3日で、猫対策グッズに慣れてしまい一時的な効果しかないかもしれませんが、繰り返し対策をすることで猫にとって嫌な場所だと認識させることがでるのです。


で、効果的な対策法ですが、 【見かけるたびに驚かす】
猫が庭にいるところを見つけたら大声や大きな音で驚かすと効果的です。
大声やパンパンと手を叩いてだめなら、足音をたてて、本気で追いかけるなどして驚かします。
ケンカ中に助ける時は、大豆など投げつけるなどします。(できれば怪我をさせないように)
ただし、猫は驚いて逃げるだけなので、再びくることが多いでしょう。(メス猫がいる場合は必ずくる)
何度も繰り返しすることにより、警戒してあまり寄らなくなります。慣れないように本気で怒りましょう。


【庭にウンチをしてほしくない場合】
猫にとってニオイは重要でウンチやオシッコをする時、地面のニオイを確認してやっています。
一度した場所には、自分のニオイがあるので、再びそこでするのです。
ニオイを消すこと、猫の嫌がるニオイを漂わせることで、ウンチをにしないようになっていくはずです。
※猫は慣れてしまうし個体差があります。効果が無い場合、種類を変えて試してみて下さい。

●猫が嫌うニオイをまく(置く)
 犬猫忌避剤をまく。(人間にも嫌な臭いがあり、持続性がなく、雨で流れる)
 木酢液や柑橘類(みかんやレモンなど)も大抵の猫は嫌います。
 されて困る場所などに、間隔を開けて幾つか容器に入れて置く場合は、倒れないようにしておく。

・ハーブや柑橘系
 葉のニオイを嫌うので、ランタナ、レモンバームやレモングラスなどのハーブを植える。
 オレンジやみかん、レモンなどの柑橘系の皮や植物を置く。(ニオイがなくなると効果なし)
・酢
 木酢液、お酢、ポッカレモンの原液などを薄めたものを適量散布する。
・コーヒー
 ドリップしたあとのコーヒーのかす、またはインスタントコーヒーをまく。(持続性がなく、雨で流れる)
・タバコ
 タバコの吸殻や灰をまく。または、抽出液をまく。ニオイで近づけない。(オス猫には効果なし)

●棒や網(ネット)で覆う
 花壇や菜園は、種を植えた段階で、格子状の網(ネット)などで覆っておくと踏み込めないでしょう。

●植物や木を植える
 グランドカバーになるような植物を10~30cmぐらいの高さぐらいに繁らせ土や砂を隠す。

・コリウス・カニナ(こっちに来ないで!) 
 犬猫が嫌がる臭いを出す。欧米でScaredy-Catとして人気の動物忌避植物コリウス・カニナ。
 ドイツで品種改良された新品種で日本では「こっちに来ないで!(コリウス カニナ)」という商品名。
 成長草丈30~60cmの多年草で、厳寒地では冬を越せない。
 被害がひどい場合は、1メートルおきに植えると良いそうです。
 スカンクのような臭さで、香りが強いらしが、雨が降ると葉が完全に乾くまで香りが無くなります。
・猫不寄(ネコよらず)
 ミカン科ヘンルーダ属の寒さにも比較的強い観賞用ハーブです。
 オーストラリアでは猫が嫌がる植物として有名で、柑橘系の香りがします。
 ネコの侵入を防ぎたい場所に植え込んだり置いたりします。
 園芸店などで『ルー(ミカン科)』が 「猫不寄(ネコよらず)」という名前で売られています。
・ランタナ
 クマツヅラ科ランタナ属植物で、咲き始めから徐々に色がかわるので「七変化」とも呼ばれている。
 草丈30cmの落葉小低木で葉茎に悪臭があり、時にとげを生ずる。5℃以上で越冬する。

●レンガや植木鉢を置く
 したくても出来ない様にその場所にレンガや植木鉢を置きます。(レンガの上にもされることもある)


【敷地内に入ってほしくない場合】
猫よけ網、猫よけ柵、トゲ状の猫よけマットを利用し、侵入経路をふさぐ。
(猫は2cmほどの幅があれば足を置くことができるので歩けます。頭が通れば入れます。)
侵入口を無くせば、猫は庭に入らなくなります。


*決して、叩いたり、捕まえて拷問したりしないでください!!
猫は大きな音が苦手なので、音だけで十分です!