低炭水化物ダイエット完全マニュアルト

成功のコツ:一番重要な置き換え

ぶっちゃけた話、炭水化物ダイエットはこれがいちばん重要です。

炭水化物ダイエットをするにあたって、いちばん注意したいのが、血糖値を急上昇させる糖類と、体内で糖に変化する炭水化物の穀類。
ふだんの生活で何気なく食べている、糖類と穀類のGI値は軽く餌を超えているものがほとんどです。
そこで、血糖値をゆるやかに上昇させる、低GI値の糖類&穀類を置き換えるだけで、かなり効果があります。

種類別のGI値を参考に置き換えてください。
【オススメの置き換え】
・白米を玄米ご飯に!
米のもみ殻だけを取り除いて、栄養を豊富に含んでいる胚やぬか眉はつけたままにしたお米が玄米です。白米よりもビタミンやミネラル、食物繊維がたっぷりで、低Gl。
炊くときほ、ひと晩浸水させることが必要です。その玄米をさらに水につけて発芽させたのが発芽玄米です。発芽させることで外皮がやわらかくなるため、浸水時間も従来の玄米よりも短くてすみ、食べやすいのが特長です。炊き方は白米と同じでOK。
素朴なうまみがあります。白米とブレンドすると食べやすくなります。

・白米を麦ご飯に!
大麦を、吸水しやすいようにつぶした押し麦を使ったのが麦ご飯。炊くとふっくらふくらんで、独特の食感が楽しめます。玄米同様、食物繊維がたっぷりで、カルシウムも豊富です。
白米と混ぜて炊くタイプの、小袋入りの手軽なものも市販されています。パッケージにプラスする水量が書いてあるので、それを参考にして普通に炊飯器で炊きます。粘りけが少なくパラリとしているので、定番の麦とろご飯をはじめ、チャーハンやカレーなどにもぴったりです。ブレンドする量は好みで増減してください。麦だけで炊いてもおいしくいただけます。

・白米を雑穀ご飯に!
「五穀米」「十穀米」などの名前で売られているもので、麦や豆、あわ、きび、ごま、そば、アマランサス(玄穀)などがミックスされています。こちらも食物繊維、ビタミン、ミネラル類が豊富です。好みの量を白米に混ぜ、加えた量に応じて水をプラスして炊飯器のスイッチを入れるだけと、扱いは意外に簡単。
いろいろな食感や香ばしさ、深い味わいに人気が高まっています。入っている穀物の種類はその商品によってさまざまなので、いろいろ試して好みのものを見つけましょう。