結婚式でのマナー講座

ナプキンの使い方

ナプキンはどのタイミングから使うの?
基本的には乾杯が終わって、主賓が広げてからナプキンを手にとります。ナプキンを二つ折りにし、お腹側に折り目がくるように膝の上へ。
ナプキンの使用目的は、手を拭くことと口の汚れをとること。口を大げさに拭いたりするのはタブーだけれど、遠慮せずこまめにナプキンを使いましょう。
口の汚れを拭く場合は、ナプキンの内側の右端を使って。そうすると汚れが表に目立たず、衣服を汚しちゃう心配もナシ。

ナプキンはどこに置けばいいの?
中座するときはナプキンをたたんでイスの上へ。またはイスの背もたれの部分にかけておきます。
万が一、ナプキンを床に落としてしまったときも自分では拾わないこと。
フォークやナイフと同様、サービス係の人を呼んで拾ってもらい、新しいものを受け取りましょう。
また、テーブルの上になにかをこぼしてしまったときも、自分では拭かずにサービス係を呼んで。そのときはお礼とお詫びの言葉を忘れずに。

使ったナプキンはどこに置く?
退席するときはナプキンを軽くたたみ、テーブルの上に置きます。あまりキレイにたたむと「料理やサービスに不満があります」という意味になるのでNG。
さらに、自分のハンカチやティッシュで口をぬぐうのは「このナプキンは不潔で使えません」という意味になり失礼なこと。
おしぼりのように顔や首を拭くのはマナー違反だけど、ナプキンは遠慮なく使って、使用済みであることがわかるように戻しておいてね。