食材の豆知識~選び方と保存方法で正しく調理~

アクを抜く?抜かない?

■こんにゃく
こんにゃくは石灰などで固めて作るため、余分な石灰分を抜くためにアク抜きが必要。
料理にあわせて適当な大きさに切ってから茹でると、石灰分がよく出るのでお勧め!
2~3分湯で、水を切りましょう。
しらたきも同様に下茹でをしましょうね。


■れんこん
れんこんはアクの強い野菜なので、切ったらすぐに水にさらします。
水にさらす時間は切ったはしからつけていき、切り終わるまでと考えておけばいいでしょう。
れんこんを白く仕上げたい場合は、水5カップに、酢を大さじ1程度くわえればOKです。
あく抜きには酢を使用し、水カップ1に対し、小さじ1を目安にします。
酢は、うどやごぼうなどのあく抜きにも使用可能です。
さらにお酢は里芋や漂白剤のぬめりを取ったりするのにも使用できます。
里芋や山芋のぬめりでかゆくなったときにも、手に酢をすりこんで洗うと、かゆみがやわらぎます。


■ごぼう
ごぼうは野菜の中で一番アクの強い野菜です。
そのため、切るはしから水につけてアクを抜きます。
水がにごるので、1度水を変えましょう。
水にさらす時間の目安は、切り終わるまでと考えればOKです。
その時にお酢を加えると白くきれいに仕上がります。


■なす
なすはアクを抜くものと思いがち。
でも、最近のなすはあくが少なくなっていて、切ってからしばらく置いておいても表面が黒く変色しなくなっています。
そのため、切ってすぐ使うなら水につける必要はありません。
ただし、切る前に表面はきれいに水洗いしてくださいね。