豆・乳製品の選び方と保存方法の知恵袋
■卵
<選び方>
記載されている日付を確認し、新しいものを買いましょう。
商品の回転が速い店のほうがお勧めです。
また、割れば鮮度がわかります。
黄身、白身ともに盛り上がったほうが新鮮です。
手に取れる場合は、触ってからの表面のガサガサするものは新しく、ツルツルしたものは古いのです。
また、水の中に入れてみて横に沈むものは新しく、やや斜めに沈むものは三週間位、縦に沈む物は三ヶ月くらいたっています。
<保存方法>
購入後はパックからだして、冷蔵庫の卵スペースで保存し、消費期限内に使います。
卵のとがったほうを下にして並べると、卵黄が中心に安定するため保存状態がよくなります。
2~3週間もちますが、栄養面も風味も新鮮なものほど優れているので、
なるべく新しいものを使用しましょう。
あまった卵白は冷凍できます。
■豆腐
<選び方>
代表的なものが木綿豆腐と絹ごし豆腐です。
絹ごし豆腐は水分を多く含んでいるため、木綿豆腐のほうが栄養的に優れています。
<保存方法>
パック入りの豆腐はそのまま保存せず、ボウルや密閉容器に移し替え、かぶるくらいの水を入れて冷蔵庫へ。
痛みやすいので1~2日で使い切りましょう。
夏はその日のうちに使い切ること。
フォークの背などでつぶして冷凍保存も可能です。
ほぐさずに冷凍すると、高野豆腐のようにスポンジ状になりますが、
いり豆腐などで使うこともできます。
冷凍したものも一週間で使い切ったほうがいいでしょう。
■納豆
<選び方>
納豆は栄養価の高い食材ですが、それだけでたべるよりも、
野菜や魚などと一緒のほうが栄養的にさらに高まります。
野菜などと合えるほか、味噌汁、オムレツ、チャーハン、お好み焼きなど、
いろいろな調理法があります。
また、しょうゆで調味してご飯にかけて食べることも多いのですが、
その場合は塩分のとりすぎに十分注意し、しょうゆは少量に。
<保存方法>
納豆菌が生きているので、製品の保存期間は短めです。
保存するなら冷凍しましょう。
容器から出してラップに包んで冷蔵庫に入れます。
乾燥すると味が落ちるので、空気を入れないようにしっかりとラップで包んで保存しましょう。
■乳製品
<選び方>
日付表示を確認し、できるだけ新しいものを購入します。
<保存方法>
買ってきたら冷蔵庫に入れ、早めに食べきります。
まとめ買いせずに、必要なときに買い、新鮮なものを使うようにしましょう。
プロセスチーズは冷凍保存してもいいでしょう。
ヨーグルトも冷凍することができます。
残ったヨーグルトは生クリームと混ぜて冷凍するとアイスクリームになるので、おやつにしてもいいでしょう。