食材の豆知識~選び方と保存方法で正しく調理~

ナス/長ネギ/かぼちゃ/れんこん/セロリ

■ナス
<選び方>
つやつやと光沢があり、色が鮮やかなものがよく、へたにあるとげが鋭く、切り口がみずみずしいものほど新鮮です。
古いものは、へたの切り口が乾くのでとげもなくなっています。
新鮮なものの方が、アクが少なくおいしく食べられます。

<保存方法>
水分が多い野菜なので、ラップなどにくるむと汗をかいてしまいます。
新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
鮮度が落ちるとアクが増し、苦味が出るので早めに使うのがいいでしょう。

<冷凍方法>
焼いてから皮を取り除き、余分な水分を除いたら冷凍保存ができあます。
丸ごと一本ずつラップで包んでもいいですし、使いやすい大きさに切った状態でもいいでしょう。
自然解凍か、電子レンジで半解凍してから使います。


■長ネギ
<選び方>
白い部分が固くしまり、緑色の葉がしゃきっとしてるものを選びましょう。

<保存方法>
冷蔵庫の野菜室。泥付きは新聞紙に包んで、日陰に立てて置きましょう。

<冷凍方法>
小口きり、斜めきりなど、それぞれ使う大きさにあわせてカットし、そのまま冷凍が可能です
小口きりしたものは、味噌汁や吸い物に凍ったまま、斜めきりは汁物や炒め物、グリルや煮物にするといいでしょう。


■かぼちゃ
<選び方>
皮のいろが濃い緑色で、表面をたたくとコツコツ音がするほど硬く、 持ったときにずっしりと重いものを選びましょう。
カットして売られているものは、中の黄色がきれいで厚みがあり、 種がぎっしり詰まっているものを選びましょう。
種の部分が古いと、黒っぽくフワフワしなくなります。

<保存方法>
丸ごとの場合は風通しのよく日が当たらない涼しい所に。
カットした物は種とわたをスプーンなどで取り除いてからラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

<冷凍方法>
少しあまったら、薄くスライスしてそのままか、一口大に切て加熱後に冷凍しましょう。
調理済みの煮物も冷凍が可能です。
スライスしたものは凍ったまま、一口大のものは自然解凍後、煮物やサラダにしましょう。
味付けした煮物も自然解凍しましょう。


■れんこん
<選び方>
硬く白く、穴の中が黒ずんでいない肉厚なものを選びましょう。
れんこんを白く茹で上げたい時には、れんこんの表面に薄く延ばした酢をつけてから手早くゆでましょう。

<保存方法>
直射日光の当たらない、涼しいところに保存しましょう。

<冷凍方法>
用途に合わせて輪切りや半月きりに切り分ける。
酢水を入れたなべで5分ほどゆで、冷ましてから冷凍しましょう。
凍ったままなべに入れ、煮物に使用するのがいいでしょう。
解凍して使いたい場合は、レンジ解凍ですばやくしましょう。


■セロリ
<選び方>
葉も茎も青々と下部は白くきれいで肉厚なものを選びましょう。
<保存方法>
水をはった中に立てていれ、日影の涼しい所に置くと数日はもちます。