健康ジュースの作り方レシピ~飲んで生活習慣病予防~

豆乳の効果

【豆乳】
代謝を高めて肥満を防止する大豆タンパクと、その効果をさらに高めるイソフラボン。
大豆は低カロリーで良質の栄養素を豊富に含む、ダイエットの強い味方。


【大豆タンパクは体内脂肪の代謝に働きかける】
健康的な食品としてすっかり認知されている大豆。ダイエットにおいても、その効果は絶大です。

大豆の植物性タンパク質に含まれるペプチドには、血清コレステロールを低下させたり、脂肪を燃焼しやすくさせる働きがあります。
さらに、大豆の脂質に含まれるレシチンには、善玉コレステロールを増加させる効果があります。

そして、女性ホルモンのエストロゲンと構造が似ており、体内で同じ作用をする大豆イソフラボン。
この大豆イソフラボンはダイエット時のホルモンバランスと調和し、大豆タンパクとともにコレステロール低下や肥満防止効果を高めると考えられています。
イソフラボンは植物に含まれますが、大豆のイソフラボン含有量は格段に多く、「イソフラボンといえば大豆」といえる存在でしょう。



【ミネラルバランスにすぐれた完全栄養食品】
大豆は良質のタンパク質をはじめ、リノール酸やレシチンと呼ばれるリン脂質、ビタミンB群やEを含み、亜鉛、銅も豊富。
ほかにもナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムなど、ミネラル類がバランスよく含まれています。
特にカルシウムは、骨がすかすかになる骨粗鬆症を予防する効果があります。



【大豆タンパクを手軽で効率よくとる豆乳】
このように、大豆はダイエットにとても適していますが、そのままでは消化が悪く、せっかくの栄養も効率よくとることができません。
大豆のタンパク質を消化しやすいように加工した大豆製品のなかでも、特にタンパク質の吸収が高いのが豆乳です。
豆乳は大豆の持つタンパク質の特徴を保ち、イソフラボンも多く含んでいます。

豆乳中に含まれる大豆オリゴ糖は、腸内の有用菌の増殖を助ける成分として注目されており、便秘を防ぐ働きもあります。
ダイエットに有効な要素をたくさん持つ、大豆と大豆製品。なかでも豆乳は、よりダイエットにすぐれたドリンクなのです。