ネス
訓練兵を首席で卒業。共に育ったエレンを守ることに執着するが・・・
インターネット上ではダントツに人気のあるキャラである。
その美貌と才覚、冷静な性格から、男女から共に人気を得られている。
漫画の作中では、度々メンヘラの気質を伺わせている。
エレンの幼馴染で常に彼と行動を共にしている。美少女だが寡黙で表情は少なめ。
(作品世界では)ほぼ絶滅した東洋人の血を引いており、幼少時に母親によって一族が受け継ぐ刻印を右手首に付けられている。
超大型巨人出現の1年前(844年)、希少な血筋から人買いに目をつけられて両親を殺され、助けに現れたエレンと共に人買いたちを皆殺しにした後、イェーガー家に引き取られた。その経験から合理的な思考と情熱的な志向を併せ持つ両極的な性格を形成しており、対外的には冷徹なほどに強く恬淡である一方、個人的な情愛、特にエレンに対するそれに関して、度合いが篤い余りに見境がつかなくなる危うさもある。特に「家族」というものに強い思い入れを抱き、恩人であり家族でもあるエレンを健気に想い続けており、状況や境遇を問わず彼の傍にいて守ることを行動原理としている。恋愛的な疎通においては奥手で、感情もあまり出さないが、エレンに危害を加えるものに対しては激しい憤怒の表情を露わにする。それが仮に共に戦う仲間であっても躊躇を見せない。特にエレンに暴力を振るったリヴァイを「チビ」、エレンに気があると思い込んでいるアニを「あの女」と呼び、敵意を剥き出しにすることを厭わない[注 1]。
人買いから助けられた時にエレンにもらったマフラーを現在も愛用し、よく身に着けている。
おまけページの作者のインタビューによると「暑いときには付けていない」という。
過去の事件で覚醒したことで天性の身体能力と極めて高い戦闘技術を持ち、喧嘩はエレンも敵わないほど強い。
エレン、アルミンと共に入団した訓練兵団を首席で卒業し、初陣から特例で駐屯兵団精鋭部隊に編入された時も単独で巨人数体を倒し「1人で100人の平凡な兵士に匹敵する」と称されるなど、歴代の中でも逸材とされる存在。
エレンからは待遇の良い憲兵団への入団を薦められるが、本人はエレンと共に行動するため調査兵団へ入団し、コニー達と同じ班に配属される。
ここからはネタバレ
原作を見ていない人は見ないほうがいいです。
第57回壁外調査においては女型の巨人に捕縛されたエレンを救出に向かい、リヴァイの援護を受けながらエレンの奪還に成功、壁内へ生還を果たす。
女型の巨人のアニの生け捕り作戦が気付かれて巨人化された時は、巨人化したエレンとともに追い詰める。壁のよじ登って逃げるアニの手を切り落とし、エレンが拘束して作戦を成功する。
しかし、アニが登った時に壊れた壁のところから中に巨人がいることを最初に確認する。
壁を突破した巨人群を一掃した後、ウォール・ローゼでライナーとベルトルトが正体を明かし、エレンを拉致しようとしたところを二人に斬りかかり致命傷を与えるが、殺せずに巨人化を許してしまう。