進撃の巨人名言・名セリフ集 祝アニメ化!

ライトノベルの登場人物

【アンヘル・アールトネン】
ウォール・マリア、シガンシナ区のある工房で働く職人。18歳。細面の顔立ちに薄い青い瞳に黄金色の髪をしている。


職人としては非常に優秀で、15歳のときに工房の門をたたいたときから頭角を現し、「発明王」という肩書きも付くほど。
若手にもかかわらず個人の研究室を持ち、助手もつけることを許されている。
そして職人の性なのか興味のある物の好奇心、開発意欲はとても強い。
性格は少し無鉄砲な部分があるが、目的がたびたび打ち砕かれようと、あきらめずに進む強靭な精神力を持っている。

立体機動装置の試作品を用い、巨人が殺せることを証明した。
その代償として爆風を至近で浴びたために目を患い、『Bth2』の時代では引退して第一線から退いている。



【ソルム・ヒューメ】
アンヘルの幼馴染で、調査兵団の期待の新人。
精悍な顔立ちの好男子。幼い時から壁外の世界に興味を持ち、その手段として調査兵団に所属することを決意した。
(マリアにはずいぶんと反対された。)
体格はたくましく、腕っ節も強いため、幼馴染3人のなかでは兄のような存在だった。
壁外遠征のさなか、アンヘルを守るため巨人もろとも自爆した。
その死はアンヘルの原動力となっただけでなく、巨人の弱点解明、そして立体機動装置開発の端緒を齎した。



【マリア・カールステッド】
ウォール・マリアの修繕、補強に当たる駐屯兵団所属の女性兵士。
アンヘルの幼馴染であり、ソルムの婚約者。自らの仕事に誇りを持ち、職務に当たる高潔な女性。
アンヘルに比べると、冷静で常識人のため、無茶で無鉄砲な彼の行動を叱責しあきれることもある。

しかし彼の気持ちはよく理解しており、あきれながらも無理な頼みにも応じたり、ここぞというときにアンヘルの危機を救っている。
幼馴染3人の中では姉のような存在。
『Btf2』の時代では引退しており、アンヘルと同居していることがローザの口から語られている。


【ホルヘ・ピケール】
調査兵団の隊長。威風堂々たる武人。
巨人の討伐を請願するアンヘルに対し、自ら戦ってその覚悟を確かめ、上の命令に背きアンヘルを伴って非公式の巨人討伐に赴く。


巨人討伐の功績こそ認められたものの、命令違反の責任を問われ隊長の座を退いた。
『Btf2』以降の時代では巨人を殺した英雄として広く知られている。
憲兵団に在籍し後進の指導・育成にあたっている。カルロと共にキュクロの素質を評価し、訓練兵へと誘った。



【ゼノフォン・ハルキモ】
工房の重鎮。ざんばら髪とメガネが特徴の男。歳は30代半ば。主に爆発物の調合と製造を得意とする。
アンヘルが現れるまでは発明王の肩書きは彼のものであった。

アンヘルとはいささか反りが合わないが、巨人を打倒するという目的のために歩調を合わせる。
『Btf2』の時代でも健在であり、引退したアンヘルに代わり工房長として現場の指揮を執っている。
立体機動装置の訓練用装置の製作もゼノフォンの手による。



【コリーナ・イルマリ】
アンヘルの助手。15歳。
手先が器用という理由で工房に入った変わり者。
兵団に関わる仕事なら食いはぐれないと考える現実主義者でもある。
男ばかりの工房の中では珍しい女の子ということもあり、マスコット的な存在であった。シガンシナ区の事件で巨人に殺される。



【キュクロ】
『Btf2』および『Btf3』の主人公。
ヒースとエレナの息子。巨人が吐き出したエレナの死体から生まれた。

その出自から忌み嫌われ、見世物されていた所をダリオに買われる。虐待を受ける日々の中でシャルルと出会い人間性と言葉を身に付けた。
巨人信奉者の襲撃によって自由を手に入れるが、代償として右目を失い、奇しくもキュクロプスの名前の通り単眼の形貌となってしまう。

因縁を断ち切るため巨人との接触を試み、調査兵団の壁外遠征に密航、罪を問われ壁外追放刑に処されるが、ホルヘの助力により生還し訓練兵団へと入団する。長年の監禁生活で高いタフネスを身に付けており、腹が空けば虫であろうとためらいなく口にする。
類まれな身体能力を持つが座学は不得手で、想像力や協調性にも難がある。立体機動装置を使い巨人を殺した初めての人物となった。



【シャルル・イノセンシオ】
ダリオの娘でシャビィの妹。
白磁の肌と金の糸の如き髪、端正な顔立ちの美少女。誤解からキュクロが本物の巨人の子と思い込み、一度は彼を殺そうとする。
その後交流を深め知識を与えた。将来は顔も知らない相手と政略結婚させられる身であったが、図らずもダリオの死によって自由を手に入れた。
キュクロとは運命共同体であり、互いに欠かせない存在である。

『Btf3』では工場都市に住み込み、ゼノフォンの助手として働くようになる。



【シャビィ・イノセンシオ】
シャルルの兄。横暴かつ傲慢。
幼い頃からキュクロを痛めつけることで歪んだ自身を培ってきた。
巨人信奉者によって父が殺された容疑をキュクロに被せ壁外追放へと追い込む。

兵士としては優秀で憲兵団への道を確実視されていたが、キュクロら立体機動装置使用者が台頭するにつれ窮地に追い込まれる。



【ダリオ・イノセンシオ】
ウォール・シーナに住む豪商。
傲慢な性格。金と権力ですべてを解決してきた男であり、娘すらも自身の権力を強化する道具としか見ていない。
巨人信奉者の襲撃によって殺される。



【ヒース・マンセル】
調査兵団の班長で、ソルムとホルヘの上司。
胆力に優れた勇敢な兵士であったが、壁外調査で死亡する。



【エレナ・マンセル】
ヒースの死を目の当たりにし精神の均衡を欠く。
心の空虚を突かれ巨人信奉にのめり込み、シガンシナ区の惨劇を引き起こした。自身もその騒動で巨人に捕食され死亡。



【カルロ・ピケール】
ソルムの同僚であり、調査兵団隊長ホルヘの息子。

巨人の吐き出した死肉の玉の中からキュクロを発見した。父親譲りの堂々とした風貌。
『Btf2』では父に代わり調査兵団を率いている。人をひきつけるカリスマ性を持つ。
英雄の息子であるが、カルロ本人は自身を兵士として平均的と分析している。
キュクロたち若い世代ならば立体機動装置を使いこなせると踏み、何かと便宜を図る。



【カルディナ・バウマイスター】
保守派の重鎮ブルーノの息子。飄々とした物腰で饒舌。

元々は訓練兵であったが、父が政争に敗れたため虜囚の身となり、壁外追放刑を待つ身であった。
キュクロと共に壁外から生還し訓練兵団に再入隊する。
いかにも良家の御曹司といった見た目とは裏腹に、兵としては憲兵を狙える実力を持っている。
シャルルが結婚する予定であった人物であるが、当人には一切その気は無い。



【ローザ・カールステッド】
ソルムとマリアの娘。
母譲りの黒髪と黒い目をもつ。カルディナとは同期。
小柄だが格闘術に優れる。父の面影とアンヘル「おじさん」の存在もあり調査兵団を志す。
成績は中の上。実技で劣るが実力は高く、調査兵団では総合的な能力から班長に抜擢された。