進撃の巨人名言・名セリフ集 祝アニメ化!

壁の謎

人類の生息する全域を取り囲み、巨人の侵攻を防ぐ巨大な壁。高さ50メートル・厚さ10メートルほど。
この内ウォール・マリアの総延長は3,200キロメートルにおよぶ。
普段から補強作業が続けられることで、より強固なものとなっている。


壁の扉部分にある行政区は他の場所より突出しており、ちょうどそこだけ壁が2重に存在するような形となっている。


これは巨人が人間が密集している場所に惹かれて来る習性があることから、それを利用して巨人をおびき寄せて的を絞り、壁を警備するコストを抑えることが目的。この地区は駐屯兵団の常駐や税制の優遇によって経済的に潤うものの、それ以上に巨人に襲撃されるリスクが高まる。

これに対し王政府は、先端の地区の住人を「最も勇敢な者」であるというプロパガンダを打ち祭り上げることで住人の定着を促している。
壁の中にある人類の活動領域は、水や鉱物、天然ガスなどの資源に恵まれている。また、領域の中心ほど標高が高くなっており、領土内の水源も有する。
上流には工場都市の動力源となる巨大な滝があり、そこから外に向って河川が流れている。領土には海岸地域は存在せず、作品世界に海洋があるかも不明。
壁の扉部分は他の壁の部分に比べ強度が劣るため、巨人に突破されたのはいずれもこの箇所である。そのため保守派によって埋められる計画があった。

しかし、「壁外への扉を放棄することは人類の復権への意思を放棄することである」と主張する革新派によって計画が阻まれていた。
その正体は、大型巨人を支柱とし、巨人の持つ硬化能力によって生成した物質で外壁の素材を構成したもの。

巨人から人類を守るはずの壁が巨人によって構成されていることは秘中の秘とされ、ウォール教をはじめとする秘密を知る者の中でも、たとえ殺されようとも絶対に口外してはならない掟がある。