UMA・未確認生物物体の謎!世の中の不思議都市伝説まとめ

巨大イカ 生きているダイオウイカ

~ついに動いている姿が!~

一年ほど前でしょうか、生きているダイオウイカが静止画像で撮影されました。
静止画像といえども、生きているダイオウイカの姿が初めて撮影されたということで大きな騒ぎとなりました。

ダイオウイカは深海に生息し、それまで生きている姿は一度も写真に撮られたことがありませんでした。
手に入るダイオウイカは、マッコウクジラの胃の中や、死んで岸に打ち上げられたものばかりでした。
UMA・未確認生物物体の謎!世の中の不思議都市伝説まとめ

外套長に比べヒレ(「イカの耳」と呼ばれている部分)が小さいことから、運動能力はかなり低く見積もられていましたが、その静止画像から、ダイオウイカは従来考えられていたよりも、ずっと運動能力が高いことが分かりました。


そして静止画像が撮られてから1年、今度は生きているダイオウイカの"動いている姿"の撮影に成功しました。
静止画像でもいわれていたとおり、やはり動きはなかなか敏捷だったようです。

撮影に成功したのは国立科学博物館の研究グループ、撮影されたのは小笠原海域だそうです。
アカイカを食べようとしていたダイオウイカがアカイカと一緒に船に引き上げられました。


UMA・未確認生物物体の謎!世の中の不思議都市伝説まとめ 生きているダイオウイカは赤い表皮で覆われていますが、はがれやすく、死んで波打ち際に打ち上げられたダイオウイカは表皮がはがれてしまい真っ白になっています。
今回撮影されたダイオウイカは、さすがに生きているだけあって赤い表皮が全体を覆っています。

日本近海に生息するダイオウイカは外套長がせいぜい2メートルぐらいとギネス級のものは生息していないようですが、写真を見た限り今回撮影されたダイオウイカも、(ダイオウイカとしては)取り立てて大きなものではないようです。

しかし、「動いている姿が動画で撮影された」ということ自体が快挙です。謎に包まれたダイオウイカの生態が少しでも分かったらいいですね。