獣人:アルマス
出現地域:ユーラシア大陸北部コーカサス地方の山岳地帯
現在知られている多くのUMAのなかで、最も実在の可能性が高いとも言われている獣人。アルマスティともいう。
コーカサスの山岳地域以外にもモンゴル・中国ウイグル自治区・パミール高原などで非常に良く似た生物の報告があり、生息地域は広範囲にわたると考えられる。
これらの地域の住民たちは、アルマスの存在を古くから認識しており、実在を疑うような状況にはないという。
様々な調査隊が現地に入り、目撃証言の収集・分析、目撃現場の調査などが行われている。
いまだ写真などは無いが、物的証拠としては、
・石膏を使い採取した、人間とは特徴の異なる足跡
・それらしい食事の痕跡
・量が多く、内容から雑食動物のものとみられる糞
・草を編んで作ったり、洞窟を利用したりしたねぐら
などがある。
多数の目撃者から、共通点の多い証言を得られており、アルマスの実在の確率は非常に高いと考えられている。
中国の野人や、ヒマラヤ山脈のイエティなどとの比較も面白い。
【特徴】
住民たちの目撃証言により、非常に具体的なアルマス像を描くことができる。
・身長は1.8~2.2メートル
・体重は200キロぐらい
・15センチほどの赤茶けた毛が全身を覆っている
・首がないため、横のものを見る場合は体全体の向きを変えなければならない
・膝のあたりまである長い手を持っている
・やや猫背気味の姿勢をとる
・足型が長方形に近い
・独特のきつい体臭を放つ
・時速60キロほどで走ることができる
・夜行性
・雑食性で、人家に現れ人間の食べ物をあさることもある
・人間を襲うほど狂暴ではない
・道具を作りはしないが、そこにある物を使うことはある程度できる
【正体は?】
主なものに、
ネアンデルタール人の生き残り説
未知の霊長類説
がある。