生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

そもそも絶滅ってなに?

かつてアメリカにはリョコウバトという鳥がたくさんいて、巨大な群れが空をうめつくすほどだった。
でも狩猟によって20世紀初頭には野生から姿を消し、とうとう動物園の最後の一羽も死んでしまった。
このように受けつがれてきた命がとだえてしまうことを「絶滅」というんだ。

生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ
リョコウバトは、18世紀(せいき)には全世界の人口よりも数が多い鳥だった。

また、絶滅が危惧される動物、絶滅の危機にある動物を絶滅器具種動物というんだ。
近年は多くの地域で動物たちの生息数が減少していて、種によってはかなり危機的な状況にあります。
中には個体数が増加しているものもありますが、殆どのものは減少傾向にあり、ヒトコブラクダやシフゾウのように、野生状態のものは既に絶滅してしまったものもあります。

ここに紹介している動物たちは、すべて絶滅が危惧されている動物ですが、その数の多さに驚かれている方も多いのではないかと思います。

ここに掲載しているクマ科の動物の殆どは絶滅危惧種に該当していますし、動物園でもよく見かけることが出来るネコ科の動物たちも、その殆どが同じような状態にあります。

もちろんそれ以外にもゾウやバクの仲間は掲載しているすべてのものが絶滅危惧の状態にあり、ウシ科の動物もかなりの割合で絶滅危惧種に指定されています。
また、ゴリラをはじめとする霊長目についても、同じような状態にあることは言うまでもありません。