生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

ホクリクサンショウウオ

日本の石川県、富山(とやま)県の一部だけにすむホクリクサンショウウオ。
池や沼(ぬま)が減(へ)ったり、水がよごれたりしたことで、絶滅(ぜつめつ)が心配されているんだよ。

節足(せっそく)動物やミミズを食べるよ。子どものころは共食(ともぐ)いをすることもあるんだって・・・。
ホクリクサンショウウオが発見されたのは、1970年代。数が少なく、夜行性(やこうせい)なので、なかなか見つからなかったんだね。

生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

■池や沼(ぬま)が減(へ)り、水もよごれて絶滅(ぜつめつ)のピンチに・・・
主に流れの少ない池や沼(ぬま)に卵(たまご)を産(う)み、生まれてから数カ月をそのまま水中で過(す)ごすホクリクサンショウウオ。
池や沼(ぬま)が減(へ)ったり、水がよごれたことで絶滅(ぜつめつ)が心配されている。
水の汚染(おせん)の原因(げんいん)の一つは、道路の側溝(そっこう)に捨(す)てられたゴミだと言われている。
人間にとっては大したことのない行動でも、小さな生き物たちにとっては大きなダメージになってしまうのだ。


■新しい仲間(なかま)が見つかった!
現在(げんざい)では保護池(ほごいけ)が作られるなど、ホクリクサンショウウオの生息環境(かんきょう)を守る活動が進められている。
また2007年には、これまで知られていなかった新たな生息域(いき)が発見されたという、うれしいニュースも伝(つた)えられた。
とは言っても、数がとても少ない生き物であることに変(か)わりはない。
これからも、ホクリクサンショウウオが安心して暮(く)らせる環境(かんきょう)づくりが必要(ひつよう)なのだ。