生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

インドサイ

インドサイの角は昔から薬として人気があるんだ。
角をねらった狩猟(しゅりょう)によって、インドサイは200頭くらいまで減(へ)ってしまったことがあるんだよ。

草や木の皮、果実(かじつ)なんかを食べる草食動物なんだ。強そうに見えるけど、食べるためにほかの動物をおそうことはないんだよ。
インドサイは角が1本、アフリカのサイは角が2本あるんだ。ヨロイのように皮膚(ひふ)が分かれて見えるのも、インドサイだけの特徴(とくちょう)だよ。

生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

■サイの角が薬になる?!
ヨロイのような皮膚(ひふ)をしたインドサイ。
見た目はちょっと恐竜(きょうりゅう)みたいで、かっこいい角まである。
しかし、この角がインドサイが減(へ)ってしまった原因(げんいん)にもなっているのだ。
サイの角は、昔から薬として人気がある。薬の材料(ざいりょう)として売るために、角目当ての狩猟(しゅりょう)がくり返されてきたのだ。


■湿地(しっち)や森が減(へ)っているのも問題・・・
角をねらわれたインドサイは、20世紀(せいき)の前半には200頭以下(いか)になってしまった。
現在(げんざい)は保護(ほご)活動によって守られ、その数は2500頭くらいに増(ふ)えたと言われている。
しかし、密猟(みつりょう)は完全(かんぜん)にはなくなってはいない。
さらに、すみかである湿地(しっち)や森が減(へ)っているため、これからもインドサイを守る活動が必要(ひつよう)なのだ。