生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

スマトラトラ

スマトラトラがすむスマトラ島は、どんどん森がなくなっているんだ。
スマトラトラが生きるには、広いなわばりが必要(ひつよう)。森が小さくなると、スマトラトラの数は自然(しぜん)と減(へ)ってゆくんだ。

シカやイノシシなどの大きな動物から、ウサギや鳥までいろいろ食べるよ。魚や昆虫(こんちゅう)を食べることもあるんだ。
トラの仲間(なかま)のなかではもっとも体が小さいよ。それでもするどい爪(つめ)と牙(きば)で自分より大きなえものをつかまえるんだ。

生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

■一頭一頭に広い森が必要(ひつよう)
スマトラトラはインドネシアのスマトラ島だけにすむ動物だ。
スマトラ島は人の数が増(ふ)えていて、森がどんどん失(うしな)われている。
スマトラトラが十分なえものをとるためには、一頭一頭に広いなわばりが必要(ひつよう)だ。
人間のようにせまいところに集まって暮(く)らすことはできない。
人が増(ふ)えて森が小さくなると、スマトラトラの数は自然(しぜん)と減(へ)ってしまうのだ。


■だれかがこっそりつかまえている!
スマトラトラは、つかまえてはいけないルールになっている。
ところが最近(さいきん)でも、市場にはスマトラトラの毛皮や骨(ほね)が売られているのだとか。
見つからないように、だれかがこっそりつかまえているのだ。こうした密猟(みつりょう)はなかなかなくならない。
これもスマトラトラが減(へ)っている大きな原因(げんいん)なのだ。