生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ

オーロックス 1627年

ヨーロッパで絶滅した動物として有名なオーロックス。
生き物を守ろう!絶滅危惧種リストまとめ
数百年前にインドあたりで生まれて中東やアジアに移動、25万年前にヨーロッパにも到達したようです。
中世には乱獲や諸侯が狩猟の対象としたため数が減り、1564年に行われた調査では残り38頭にまで減少。
1627年にポーランドのヤクトロフカの森で最後の雌が死にました。

この頭骨はスウェーデンの軍隊が持ち去り、今はストックホルムの王家武儀博物館に保管されています。
なお、西アジアでは18世紀ぐらいまで生きていたとも言われています。

1932年になってミュンヘンの動物園長Heinz Heckが、オーロックスに近い特徴を残していた牛をかけあわせて復元に成功しました。
この牛は本物よりは体格が小さく、Heck Cattleと呼ばれており、いまでもヨーロッパの動物園や農場でこのHeck Cattleの子孫を見ることができます。